ごあいさつ

はじめに。

0~2歳のとても大切な時期にお子さんをお預かりする戸塚おもいやり保育園。安全を第一に運営することは大前提です。
保育士の人数を多めに配置し、お子さんの様子をしっかりと見守ります。
安全を第一に確保することが何よりも優先されます。その上で、保育方針が確立されると考えます。

こどもの感性を大事に。

安全が大前提ですが、こどもはそのようなことは考えず、ひたすら遊びます。本能のままに行動します。本能のままに行動するこどもを尊重します。ただし、安全を脅かすことや道徳に反する行動は、教えます。こどもの感性を大事にして、たくさん遊べるように手助けをします。

室内保育は大事ですが、外遊びも大事です。こどもは外で遊ぶことによって、寒さや暑さを感じ、命の尊さを学び、体力が向上し、結果、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が発達します。外遊びですので、時には転んでケガをしたり、虫に刺されたりします。安全を確保するのですが、どうしても外遊びによるアクシデントもあります。そのようなことも含め、外遊びの楽しさを体感してもらいたいと思います。

まだ構想段階ですが、園バスを利用した外遊びも実施したいと思います。車で少し移動すると、緑豊かな公園や、森や海等があります。地域の自然環境を体感してもらいたいと思います。

ルールが前提ではなく。

物事にルールはつきものです。ただ、ルールが前提の保育園ではなく、楽しいことを自由にたくさん見つけてもらい、その中でルールもあることがわかってもらう保育園でありたいと思います。楽しいからこそ、決まり事もある、楽しみながら学んで欲しいと考えます。

保育環境について。

当園は、保育環境を大切にしています。保育環境とは、保育士・栄養士・調理師の労働環境を指します。

保育園として、そこで働くひとがゆとりを持って保育を行う環境作りができれば、必ず良い園になると確信しています。保育士も人間ですので、ゆとりがないとイライラします。19名の小規模保育園という環境を生かして、保育士や栄養士や調理師ひとりひとりが保育に関わる時間をたくさん持って、働きやすい園を作ります。そのことが、こどもへのおもいやり保育に繋がると考えます。

食べること。

食べること、とても大切なことです。

戸塚は農家さんもありますので、農家さんと提携して、安全で新鮮な食材を確保し、あたたかくて美味しい食事の提供に努めます。調乳室を設けて、安心安全なミルクの提供をします。

19人全てのこどもが自分の適量を学び、楽しく食べることを目標に、食育の重要性を保護者の方と共有します。

コミュニケーション。

コミュニケーションをとること。誰と?みんなとです。
保育士、栄養士、調理師、保護者、地域の皆さん、保育課の方々。もちろん、こども達もです。当園が主体となって、皆さんとコミュニケーションを取ることが、良い保育に繋がると考えます。

保育環境を整えることによって、みなさんとのコミュニケーションが実現します。楽しかったこと、困っていること、聞いてみたいこと、こうしたい、ああしたい、といったことがガラス張りで共有できる環境を作ります(不満を言うことではありません)。
あいさつはコミュニケーションの最も大切な部分です。声の大小や表情に違いはあります。それでも、あいさつをする、されることによって、気持ちが晴れ晴れすることがよくあります。

あいさつを大切にします。

さいごに。

色々書かせていただきましたが、保育園とは単なる営利目的ではなく、地域貢献、公共の福祉であると考えます。大切なこどもを預けなければならない保護者の方々のために、親にはなれなくても、親代わりになれるように、こどもに何ができるのか、当園の全員で考えて取り組みます。
当園の全員で、おもいやり保育を実践しますので、どうぞよろしくお願いします。

こどもにも、おとなにも、おもいやりを。

運営責任者 梅田 幸弘

戸塚おもいやり保育園
運営責任者 梅田 幸弘